器用に生きられない
器用に生きられない
全然強くないのに、むしろ人類最下層なのではと思うくらいには弱くて弱くて毎日を生きているだけでしんどいくらいなのに
意思の強そうな見た目と負けないように頑張って身につけてきた虚勢のおかげさまで強くて仕事ができてこいつは一人でも生きていける、多少無理をさせてもやり遂げられると思われるし、それにこたえようと頑張ってしまう
甘え下手なのである
妹なんかは本当にうまく生きてんなあと思う
自分のことを大切にしてくれる彼氏を見つけて
いやだと思うことにはいやだと示せて
わたしが作り上げてきた繋がりなんかをわたしの妹ってだけでその工程過程をスキップしてみんなにかわいがられて
私もそうしてうまく生きたかった
辛いところは人に任せて人がつらいのなんか関係なく自分さえよければそれでいいって生きてたかった
呪いがかかっている
自分が生まれてきてしまった場所の環境の呪い
わたしはあなたたちの労働力として生まれてきたわけじゃない、ここに生まれたくて生まれてきたわけじゃない、生きたくて生きているわけじゃない
それでも何年もわたしを育ててくれて大学にも通わせてくれているから手伝ってあげなきゃって思うでしょ
毎月毎月頑張って稼いだお金の半分以上を親に渡してかつ自分の家の手伝いも週3は必ずして、自分の好きなことや時間を費やしているわたし
かたや自分が大学に通っているのに自分でお金を出したくないって、自分で稼いだ金は自分で使うんだって絶対に親に渡さない妹、手伝いもどうしてもやりたくないからやらない、忙しくってもわたしはほんっとに無理だからやりませんって逃げられちゃう妹
わたしだって無理だよ無理すぎて日常生活の中でどれだけ何もない時に涙がでているとおもうんだい??
頑張って仲良くなったライブハウスの人たち、ひねくれているけど仲良くしてくれる先輩、そういう人たちも全部全部いつもおまえはそうやってもっていってしまうよな、信じてたのに、何事もない顔をしてわたしに接する癖に女の部分をだしてわたしの好きな人や大切な人を奪っていくよな
ほんっとうに嫌いだよおまえのそういうところが本当に嫌いだしそうやって生きたかったわたしもそうやって生きていたかったよ
もう無理なんだよ、あなたに何を言われても私はあなたを許せない
わかる?こんなにも惨めな気持ちが
もう無理なんだ、生きるのに疲れちゃった
いつまで生きていればいいかな
就活も全部全部そう
肝心な時にわたしはいつもなにもうまくいかない
こんな出来損ないが生きているだけでも間違いだってわかってる
はやくやめさせてください
どうでもいい、どうでもいいよ
生きるための金だもの、いらないよ、生きたくないから
そういっている間にも時間はどんどん過ぎているしわたしはのうのうと息を吸っているんだよ
もう無理、明日が来なければいいのに
音楽に誘われて眠りにつくんだ
死にたいと言ってしまうことがとても子供じみていることだということもめちゃくちゃにださいことなのも心の底からわかっているけれど思ってしまうのだからしかたがない
どうかはやく死ねますように