消える
どれだけ暑くても季節は確実に秋になっているし
いやだとしがみついても夏は過ぎていってしまう
忘れたくない嬉しくて美しい記憶も、
痛かったこと辛かったことも、
全部風化されていく
二度と降り立つことはないと思っていたあの田舎の駅には、いともたやすく降り立ってしまった
死にたい時期と普段の時期の間がどんどん狭まってきている
自分の心の変化についていけなくなる
誰が大切で誰が大切じゃないのか
誰が本当で誰が嘘なのか
誰には心を許してよくて誰には隙を見せてはいけないのか
わからない
毎日が戦争
わたしが気を使わずに、本気で信じているといえる友達がわたしのことを同じように思っている根拠なんて1つもない
自分しか信じてはいけないけど自分が一番信じられない
全部やめてしまいたいなあ